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7-77 ● キイロクチキムシ Cteniopinus hypocrita

2005年 6月 菊池市旭志 (熊本)

● クチキムシ科 Alleculidae ● 梅雨入り前の晴天の陽光を浴びて、多数のキイロクチキムシ(体長15mm)がクヌギの若葉に止まっているのを見かけた。 クヌギ林の切株から伸びたヒコ生えが至る所で1mほどに育っていたが、高さが丁度良かったのだろう、その枝1本1本にキイロクチキムシが陣取っていたのは配偶行動の一つだったのかもしれない。 このキイロクチキムシは名前の通り、朽木で幼虫が育つのだが、シイタケ栽培用に人が手入れをするクヌギの二次林がなければ種の保存に支障をきたすことになるのだろう。


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