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2-115 ● マエグロハネナガウンカ Zoraida pterophoroides

2008年 8月 大津町矢護山 (熊本)

● ハネナガウンカ科 Derbidae ● 実に実に11年振りの再会である。 菊池渓谷で初めて出会った時はシャッターを押す寸前に飛び去られてしまい非常に悔しかった瞬間を思い出すが、今回撮影できたことで10年越しの溜飲を下げた。 体と不釣合いな大きく長い前翅は半透明で前縁に沿って黒い部分があり、それが「マエグロ」の種名となっている。 幼虫がキノコ類を食べるとされるので、シイタケ栽培用のほだ木置き場で見られたのだと思う。 ハネナガウンカの仲間は翅の美しい種類が多く、最もフォトジェニックな昆虫の一群である。 体長6mm、前翅長16mm。

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