● テントウムシ科 Coccinellidae ● モミノキも少なからず樹皮が鱗片状に剥がれ、その僅かに浮き上がった樹皮の裏側で見つけた小型のテントウムシ。 普段ならただのテントウムシかと見過ごしてしまうところだったが、ここは場所が違う。 九州では貴重なブナ林が残る標高1100m付近の尾根筋で、特にモミノキの大木が林立する稜線の一角。 図鑑ではルイステントウの暗色型。 針葉樹につくカサアブラムシ類を捕食する食肉性のテントウムシだということだ。 やはり、初めてのムシとの出会いは嬉しいものだと思った。 体長4mm。 |