98KB

7-640 ● ミヤマヒサゴゴミムシ Broscosoma doenitzi

2010年 1月 菊池市旭志 (熊本)

● オサムシ科 Carabidae ● 林道の小崖で風化した岩を割ってみると、数頭のゴミムシが姿を現わした。 瓢箪型の体形が特徴のミヤマヒサゴゴミムシだが、標高200mほどの低山で、しかも纏まって見るのは初めてのことだ。 ミヤマの種名のように1000m以上の山地性のゴミムシだと認識していたので、意外な出会いであった。 ゴミムシの仲間は様々な匂いを放つものが多いが、このミヤマヒサゴゴミムシは芳香ならぬ、腐ったギンナンの実と全く同じ悪臭の持ち主である。 体長8.5mm。


Top Page | GalleryF | Index | prev | next

inserted by FC2 system