70KB

7-478 ● カメノコテントウ Aiolocaria hexaspilota

2008年 7月 阿蘇 鍋の平 (熊本)

● テントウムシ科 Coccinellidae ● ミヤマハンノキのビーティングでそれこそボタボタと何頭もが落下してきた大型のテントウムシ。 以前から阿蘇根子岳山麓の鍋の平にはカメノコテントウが多いと思っていたが、これ程とは正直驚かされた。 その理由はミヤマハンノキの葉を食べるミヤマヒラタハムシが多数いて、カメノコテントウが幼虫・成虫共にミヤマヒラタハムシの卵や幼虫を餌にしているからだ。 写真の個体はミヤマヒラタハムシがミヤマハンノキの葉裏に数十個単位で産み付けた卵塊をもうすぐ完食してしまうところで、決して卵を保護している訳ではない。 因みにカメノコテントウの卵は毒々しい朱色である。 体長13mm。


Top Page | GalleryF | Index | prev | next

inserted by FC2 system