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7-35 ● フタモンウバタマコメツキ Paracalais larvatus pini

2005年 1月 菊鹿町八方ヶ岳 (熊本)

● コメツキムシ科 Elateridae ● マツの立ち枯れの乾燥した材から出てきたフタモンウバタマコメツキで、昨年に羽脱したものが2度目の越冬のために潜り込んでいたと思われる。 体長は日本産コメツキムシ中、最大級の30mm以上にも達する。 写真の個体は肢を縮めてじっとしていたが、この後、前胸部と翅鞘をゆっくり反らし、パチンと音を立てて撥ね跳んだ。 30cm位跳び上がったように感じたが、べつに裏返しになっていたわけではないので、威嚇のためだったのだろうか。 流石に大型のコメツキムシが米を搗く様子には迫力があった。


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