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7-292 ● スジアオゴミムシ Macrochlaenites costiger

2006年 12月 大津町矢護山 (熊本)

● オサムシ科 Carabidae ● 林道の苔生した古い小崖で10cmおき位に巣穴を掘って1頭ずつ、10頭ほどが越冬していた中型のアオゴミムシ。 このスジアオゴミムシは独特の臭いを持ち、クレオソート製剤の「正露丸」に酷似している。 越冬場所にはよくモグラの坑道が掘られていることがあり、ゴミムシ類が放つ「正露丸」の臭気は天敵であるモグラに対する忌避剤としての効果があるのかも知れない。 体長23mm。


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