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7-242 ● サビハネカクシ Ontholestes gracilis

2006年 8月 菊池市菊池渓谷 (熊本)

● ハネカクシ科 Staphylinidae ● サビハネカクシは鋭敏なハネカクシで逃げ足が速く、写真に捉えて初めてその全体像を把握することができた。 複雑な斑模様は保護色として機能し、緑色の苔が映りこんだ、ハネカクシの仲間ではズバ抜けて大きな複眼が印象的だ。 かなり薄暗い場所に成長して腐れかけた菌類の隙間からワラワラと一斉に這い出て、次々とハエのように飛び去る様は無気味ですらあった。 動物の腐肉や腐った茸などに集まり、スキャベンジャーの役割を担っている。 体長15mm。


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