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7-17 ● ベニボタル Lycostomus modestus

2004年 6月 中津江村酒呑童子山 (大分)

● ベニボタル科 Lycidae ● 交尾中のベニボタルのカップル(体長♂12mm、♀9mm)で、♀はアカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)の葉の表面の葉柄付近に開いた蜜腺(2ヶ所ある)の片方を舐めているところである。 体内に毒素をもつため、鳥などが忌避して捕食しないことから、このベニボタルの赤色の翅鞘に擬態したアカハネムシベニコメツキなどの甲虫が見られる。 警報信号としての赤い翅だが、本家本元のベニボタルのものは他の擬態した虫たちの赤色に比べると随分地味な色調だと思う。 成虫は昼行性、幼虫は夜行性で、共に光らない。

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