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5-11 ● ハチモドキハナアブ Tenthredomyia pleuralis

2003年 6月 合志町飯高山 (熊本)

● ハナアブ科 Syrphidae ● コナラ(ブナ科コナラ属)の樹液にやって来た、ある種のハチにそっくりなアブ、その名もハチモドキハナアブ。 黒い体に現わした黄色い部分や腰のくびれはドロバチ類に擬態したものだろうか。 アブの触角は本来短いのが普通だが、ハチに似せて精一杯に伸ばしている。 更に動作までドロバチやアシナガバチの動き(歩き方、飛び方)を真似ている。 樹液の最も出のいい場所は当然オオスズメバチが陣取っているわけで、同じハチの仲間になりすまして割り込もうとする根性は、見ていていじらしくなる。 体長19mm。


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