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5-07 ● ミスジミバエ Zeugodacus scutellatus

2002年 9月 大津町矢護山 (熊本)

● ミバエ科 Tephritidae ● アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)の大きな葉の葉柄近くに開く蜜腺にクロオオアリが入れ替わりに立ち寄っていた。 その葉にミスジミバエがやって来て、ツマグロオオヨコバイが残した排泄物の甘露(葉上のやや白く乾いたように見える部分)を舐め始めた。 クロオオアリは苦手らしく、側に近付くとパッと飛び上がって別の葉に移動する。 音もなく軽やかに垂直飛行する飛翔の見事さは昆虫の究極の進化のなせる技だと思えるほどだ。

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