4-95
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クロオオアリ生殖虫
Camponotus
japonicus
2006年 7月 菊池市菊池渓谷 (熊本)
● アリ科
Formicidae
● こちらは同じくコナラ伐採木上をゆっくりと歩いて来た一風変わった雰囲気のアリで、中胸背板が発達して盛り上っている。 これは女王アリではない有翅の雌アリ、いわゆる生殖虫、又は生殖階級(Reproductive)と呼ばれるものが翅を落とした後の姿である。 アリ類は基本的には働きアリ、雌アリ(女王アリ)、雄アリの3つのカーストから成るが、このような生殖階級の存在も知られている。 体長7mm。
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