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4-72 ● マダラアブラバチ Pauesia japonica

2006年 3月 菊池市旭志 (熊本)

● コマユバチ科 Braconidae ● 昨年12月にクヌギの樹幹に産み付けられたクリオオアブラムシの卵は3月中旬には孵化して体長2.5mmの幼虫が集団となっていた。 そこにいた胸が赤い1匹の小型のコマユバチ(体長3.5mm)。 クリオオアブラムシに産卵寄生するマダラアブラバチである。 マダラアブラバチにとっては山ほどいる宿主だが、長時間そこに止まっていたのは、産卵対象を慎重に吟味していたからだろう。


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