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4-40 ● キボシアシナガバチ女王と巣 Polistes mandarinus

2005年 6月 山都町二瀬本 (熊本)

● スズメバチ科 Vespidae ● 越冬後、ナラガシワの大きな葉の裏側に営巣したキボシアシナガバチの創設女王(体長20mm)が、ただ1匹のみで育ててきた最初の子供がようやく蛹化し、間もなく羽化を迎えようとしている。 巣の直径20mmで部屋数11。 周辺の小部屋には白い卵が産み付けられている。 巣の縁から大きく盛り上がって塞がれた蛹室のフタの色が黄色なのはキボシアシナガバチの特徴である。 あと2匹、丸々と太った幼虫がいて、女王も働き蜂の誕生を心待ちにしている様子であった。 これから急速に個体数を増やしていくことだろう。

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