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4-218 ● ベッコウバチ Cyphononyx dorsalis

2009年 8月 山鹿市八方ヶ岳 (熊本)

● ベッコウバチ科 Pompilidae ● 路肩の草叢からコンクリート舗装された農道に飛び出したオレンジ色の ハチ。 大きなクモを抱えていて、動けなくするために針を刺して麻酔中の1カット。 ベッコウバチとは好く付けられた名前で、鼈甲色の体色は正に鼈甲蜂の名に相応しい。 接近してアップで写そうとすると、いきなりカメラに飛びかかって来て、敵を追い払うような、また威嚇するような行動をとる。 これは、幼虫の餌として捕らえたクモを何度となく横取りされてきた遠い先祖からの記憶が彼らのDNAに蓄積され続けた結果なのだろう。 体長20mm。


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