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4-212 ● ヒメバチの一種

2009年 7月 五ヶ瀬町向坂山 (宮崎)

● ヒメバチ科 Ichneumonidae ● 多孔菌が生えたミズナラの朽木の周囲を飛び回っていたヒメバチの一種。 やがて触角で材の表面を叩きながら、内部を探査するかのような動作の後、長い産卵管鞘から極めて細く赤い産卵管を引き出し、材の中へ差し込んで産卵行動を始めた。 寄生対象は材に食い入っている甲虫類(カミキリムシやゾウムシなど)の幼虫なのだろう。 体長10mm。


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