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4-17 ● モンキハバチ Conaspidia guttata

2004年 5月 阿蘇郡産山村 (熊本)

● ハバチ科 Tenthredinidae ● 一本の大きなハリギリ(ウコギ科ハリギリ属)で何匹ものモンキハバチが飛び交っていた。 最初は遠目にハマダラミバエの仲間に見えたが、近くの葉に止まった個体は、なんとモンキハバチであった。 これまで、2、3度見かけたものの、カメラを向ける間もなく飛び去ってしまったので、かなり敏捷なハバチだと思っていた。 ハエのように翅を水平に開いて静止する姿は新鮮で、今日羽化したばかりのようだ。 幅広く短い腹部はモンキハバチのもう一つの特徴。 体長11mm。 食樹がハリギリ、九州にも分布し、出現期は5月中旬であることが確認できた。

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