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4-162 ● クロナガアリ Messor aciculatus

2008年 2月 菊池市旭志 (熊本)

● アリ科 Formicidae ● ホトケノザの花蕾を物色中のクロナガアリと思しき中型のアリ。 クロナガアリは草丈の低い乾燥した草原で、秋に科本科植物の実を咥えて運んでいる姿をよく見かけるが、春先の今頃にも活動するもののようだ。 全体が黒く、腹柄節がフタコブラクダのように2つあるのが特徴(上写真)。 巣は土中に垂直に穴を掘り、その通路に横向きに1つずつ用途別に多くの部屋を造る。 大きな巣では深さ4mに達することもあるという。 この働き蟻の体長5mm。

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