４-０８ ● ヤノトガリハナバチ♀ Coelioxys yanonis
２００２年 ９月 大津町矢護山 （熊本）
| ● ハキリバチ科 Megachilidae ● ヤマハギ（マメ科ハギ属）の大きな株の満開の花を吸蜜するヤノトガリハナバチの♀。 トガリハナバチの仲間は日本に１０種近く（未記載種を含めて）が産するが、このヤノトガリハナバチは腹部の帯と顔面の毛がやや黄色味がかり、比較的に大型（体長１５ｍｍ）なことで区別される。 トガリハナバチの仲間はいわゆる労働寄生性のハナバチで、ハキリバチ類の巣内に貯蔵された花粉団子にその尖った腹端を差し込んで産卵寄生する。 夕方まで、ハギの紅紫色の蝶形花を何度も訪れていた。 |
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