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3-38 ● テングチョウ Libythea celtis celtoides

2005年 6月 山鹿市八方ヶ岳 (熊本)

● テングチョウ科 Libytheidae ● 新鮮な姿のテングチョウが現れるのは6月上旬のクリの花が咲く頃で、花を吸蜜している時はすぐ近くにレンズを向けても逃げたりしないので、撮影するには有難いシチュエーションとなる。 テングチョウの種名は顔面が長く突出して天狗の鼻を連想させることによる。 翅表にはチョコレート色の地色にオレンジの斑紋があるが、裏面は灰褐色で、その模様は個体変異が激しく、枯葉の葉脈にそっくりなものから、濡れ朽ち葉のような濃淡を現わすものまで様々な変化が見られる。 幼虫の食草(樹)はオオムラサキと同じくエノキである。 前翅長25mm。

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