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3-351 ● ウラキンシジミ終齢幼虫 Ussuriana stygiana

2012年 5月 大分県 産

● シジミチョウ科 Lycaenidae ● 例年5月中旬に終齢に達したウラキンシジミの幼虫は、食樹のシオジ(モクセイ科トネリコ属)の羽状複葉の先端3枚の付根を自ら切り離し、あたかもパラシュートのように高木のシオジから降下して来る。 複葉3枚は落下後に更に摂食する必要量で、もう一回り大きくなって落葉や石の下で蛹となる。 上の画像は降下して来た3葉が苔生した岩上に着地直後のもの(残念ながらその瞬間は目撃できなかったが・・)で、まだ全く萎れのない極めて新鮮な状態である。 終齢幼虫の体長15mm。


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