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3-348 ● ツマキチョウ Anthocharis scolymus

2012年 4月 大津町矢護山 (熊本)

● シロチョウ科 Pieridae ● 4月上・中旬の年1回だけ出現するスプリング・エフェメラルの一つで、♂の前翅表爪先がオレンジ色に彩られるが、♀にはその色彩はない。 後翅裏面の迷彩は見事な保護色となる。 タネツケバナなどの野生種のアブラナ科植物をホストにしているため、低山地の山里で多く見られる。 モンシロチョウやスジグロシロチョウと違って、翅を小刻みに動かし、上下動の少ない直線的な飛び方をするので、遠目にもツマキチョウだと識別できる。 前翅長30mm。

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