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3-275 ● キリシマミドリシジミの卵 Chrysozephyrus ataxus

2010年 10月 福岡県 産

● シジミチョウ科 Lycaenidae ● キリシマミドリシジミの越冬卵を写したくて、快晴の日曜日に遠路、福岡県の山中まで出かけてみた。 幸い、僅かに残るアカガシから数卵を得ることができたが、昔ほどには簡単に見つからない。 キリシマミドリシジミの食樹、アカガシが激減しているためで、母蝶も産卵木を探すのに苦労しているようだ。 産卵位置は決まっていて、休眠芽の基部、葉柄との隙間に通常1個ずつ、天敵の目から逃れるように用心深く産付される。 卵の径0.75mm。 孵化は来春4月中旬、新芽のほころびと共に始まる。


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