● シジミチョウ科 Lycaenidae ● 2年振りにオオルリシジミに会いに阿蘇根子岳南麓の放牧場を訪れてみた。 阿蘇くじゅう国立公園内のオオルリシジミの保護地であるため、食草のクララが良く生育し、発生するオオルリシジミの個体数も極めて多い。 その牧草地のハズレに真っ黒い火山灰土が露出した場所があり、前日の雨で湿っている所に多数のオオルリシジミが数頭ずつで集団吸水中の場面に出くわした。 吸水に集まるのは全て♂で、総数100頭以上はいた筈だ。 牛の糞尿が滲み込んだ土壌はミネラル分たっぷりで、彼らにとっては何よりの美酒となるのだろう。 前翅長20mm。 |