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3-205 ● ウラキンシジミ終齢幼虫 Ussuriana stygiana

2009年 5月 大分県 産

● シジミチョウ科 Lycaenidae ● 今シーズンもウラキンシジミのパラシュートを見ることができた。 5月中旬、終齢に達したウラキンシジミの幼虫は、食樹であるシオジ(モクセイ科トネリコ属)の大きな奇数羽状複葉の先端3枚を自ら切り落とし、それと共に20〜30mの高所から地上へ落下して付近の落葉の隙間で蛹化するのだが、先端3葉の付け根を先端側に掴まって齧り取るという神業のような習性はDNAのなせる事とはいえ、昆虫の能力の不思議さを改めて思い知らされるのである。 終齢幼虫の体長18mm。


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