● タテハチョウ科 Nymphalidae ● オタカラコウの大きな葉の真ん中に舞い降りたタテハチョウの青い煌めきに、一瞬オオムラサキかと見誤ってしまった(上)。 それもその筈、翅表にあるべき橙色帯が白色になったコムラサキの変種、クロコムラサキと呼ばれる個体だったのだ。 ストロボを一発浴びせた途端に飛び去られてしまったが、運良く翅表の青色に輝く幻色が写っていてくれた。 ところが暫らく経って、草叢に放り出しておいたリュックに再び止まってくれたのだが、背中の汗で濡れたところから旨そうに夢中で吸水を始めたので、じっくりと翅の裏面を写すことができた(下)。 |