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3-127 ● カバオオフサキバガ Dichomeris ustalella

2007年 5月 中津江村酒呑童子山 (大分)

● キバガ科 Gelechiidae ● 山地のイタドリの群落で5月下旬〜6月初旬に見られるフサキバガの仲間で、下唇鬚が太く房状になるのと、上方に象の牙状に2本のヒゲを伸ばす点がフサキバガ(房牙蛾)の名の由来。 新鮮な個体は非常に敏感で、すぐに飛んで逃げるので、なかなか接近するのが難しい。 このカバオオフサキバガの樺色はイタドリの葉が枯れた色彩と全く同じで、イタドリの枯葉色に似せた、一種の擬態と見ていいようだ。 前翅長11mm。

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