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1-41 ● ベニツチカメムシ Parastrachia japonensis

2005年 6月 山都町二瀬本 (熊本)

● ツチカメムシ科 Cydnidae ● 九州〜沖縄に分布するこのベニツチカメムシは子育てをすることで知られ、暖地に多いボロボロノキという木の実を吸汁して育つ。 ♀親は地表の落葉の下に卵塊を産み保護するが、孵化後も幼虫から離れず、ボロボロノキの実に口針を突き刺して幼虫のためにその実を運んで来ることもあることが確かめられている。 写真の個体はヤマアザミの葉上にいたもので、赤と黒の派手な色彩は緑の中で一際目立っていた。 体長は大型で22mmもある。

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