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1-301 ● クヌギカメムシの卵塊 Urostylis westwoodi

2009年 12月 菊池市旭志 (熊本)

● クヌギカメムシ科 Urostylidae ● ひと月前、クヌギカメムシのカップルが多かったクヌギ樹幹の襞に独特の形状をした卵塊が多数産付されていた。 ♀の腹部がブヨブヨに膨らんでいたのは、ゼリー状の物質で覆われた卵が詰まっていたからだ。 これらのゼリー状物質は越冬明けの早春、孵化後の幼虫の初期の餌となる。 内部から突き出た3本ずつの綿棒のような白い突起は卵気門と呼ばれる呼吸器官の一種である。 卵塊の大きさ3.5×15mm。

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