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1-259 ● トゲヒシバッタ Criotettix japonicus

2009年 4月 熊本市立田山 (熊本)

● ヒシバッタ科 Tetrigidae ● 池畔に咲くキツネノボタンの花に止まった♀のトゲヒシバッタ。 前胸背両側に鋭く尖った刺を持つことが種名の由来。 普通のヒシバッタは跳躍するだけだが、ハネナガヒシバッタと同じく長い翅を羽ばたいて2〜3mの距離をよく飛行する。 黄色い花弁をバックにして鋸歯状の産卵管が見えている。 トゲヒシバッタは湿地環境の保たれた場所に依存するため、環境指標生物の一つとなる。 ハネナガヒシバッタより一回り大きく、体長は(翅端まで)22mm。

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