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1-256 ● キシモフリクチブトカメムシ Eocanthecona fulcellata

2009年 3月 熊本市立田山 (熊本)

● カメムシ科 Pentatomidae ● ビーティングで枝葉と一緒に落ちた見慣れないカメムシ。 と言うより、小楯板両サイドの白紋と先端部の丸み、それと内側に棘のある太く発達した前肢は初めて見るものだ。 体形はクチブトカメムシと見て検索したところ、キシモフリクチブトカメムシだと判明した。 南方系のカメムシで、トカラ列島以南の南西諸島に分布するということだ。 クチブトカメムシの仲間は主に鱗翅目の幼虫を捕食する。 この個体は成虫で越冬したものに間違いなく、熊本市内の低山にいたのは、これも地球温暖化の影響なのだろうか。 体長13mm。

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