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1-18 ● ハネナガヒシバッタ Euparatettix insularis

2004年 2月 菊池郡旭志村 (熊本)

● ヒシバッタ科 Tetrigidae ● まだ2月の休耕田一面に生えたレンゲ畑(上)と、コメツブウマゴヤシの群落(下)で見つけたハネナガヒシバッタ(体長、翅端まで10〜12mm)は成虫で越冬したものだ。 カエルの目玉のような大きな複眼は動きに敏感で、近付く度に飛んで逃げるが、数回飛ぶと流石に疲れるらしく、回復するまで根際に潜り込んでなかなか姿を現わさなかった。 付近には近似種のヒシバッタが多かったが、ヒシバッタは跳びはねて逃げるだけなのに、このハネナガヒシバッタはピョンと跳んだ後、長い翅で羽ばたいて飛んで行った。


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