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1-12 ● カンタン♂ Oecanthus longicauda

2003年 10月 阿蘇 尾ノ岳 (熊本)

● カンタン科 Oecanthidae ● 西日の当たる道路沿いの土手で何頭ものカンタンの鳴き声が聞かれた。 リュ・リュ・リュ・・・という連続音の発生源を辿ると、キイチゴの葉の切れ目で前肢2本を葉縁に引っ掛けるようにして白い翅を震わせている個体を見つけた(上)。 下の写真はフキの葉の虫食い穴から長い触角と首だけを出して、同じように鳴いているところ。 こちらは大きな葉の裏側で音を出しているため、上の個体の澄んだ音色よりも随分こもって聞こえた。

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