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1-101 ● クヌギカメムシの卵塊 Urostylis westwoodi

2005年 12月 菊池市旭志 (熊本)

● クヌギカメムシ科 Urostylidae クヌギカメムシがクヌギの樹幹に産み付けた卵塊は長さ15mm。 約50個ほどの卵は♀親が残した緑色のゼリー状物質に覆われている。 このゼリー状物質は越冬時の保護膜の役目を果たした後、来春に孵化した幼虫の初期の餌ともなるもので、卵から伸びた3本ずつの綿棒のような白い突起はゼリー状物質で窒息してしまわないための呼吸器官の一種だと思われる。


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